今年も防犯防災総合展2019に行ってきました。
近年は展示されている商品が前年と似たようなものが多いですが、裏を返せば、防災・防犯に必要なものが体系化され、業界が熟成されてきたといえると思います。
これからは商品の質が更に上がっていくことが期待できます。
また、個人レベルの防災グッズというよりは、企業や官公庁向けの大規模な設備や、高度な防犯カメラなどが多く展示されています。
未然に犯罪を防ぎ、また事故・事件を監視、逃亡した犯人を捕まえるのに役立ちます。
米軍でも使用されているそうです。
水にぬれてもボールペンでメモを取ることができます。
有刺鉄線を握ることも可能な手袋。
被災地でのガレキ除去作業時に役立ちそう。
熱中症対策の商材も目立ちました。
これは水冷ジャケットです。
クルマの椅子を水冷化する商材もありました。
ドローンもドローンもいくつかありましたが、規制や条例が整備されてきたためか、数年前ほどの熱気はありません。
ただ、より専門的なドローンが出てきました。
この黒いドローンは地面を走ります。
悪路を踏破する性能が高いドローンで崩れかけの建物への先遣隊・調査に使用できます。
他には立てこもり犯のいる建物へ侵入させるという使い方もあります。
セコムのブース。
このオレンジの箱は、防災シェルターです。
免振体験車。
地震の免振を体験できます。
横揺れに対して強い免振性能を誇ります。
一定の揺れを感じると自動的に開くキーボックス。
地震時にキーボックスの管理者がいなくても開くので、防災倉庫のカギなどを入れることを想定しています。
先の震災では防災倉庫や備蓄があっても、肝心のカギ担当者が被災したため、カギを取得することができず、防災倉庫が使えないことがありました。
車で発電することができます。
震災時のライフライン復活までの心強い味方です。